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映像基礎演習-第5回-2009

映像基礎演習 第5回 映像作品の形式分析1 [2009年度]

プロの制作した映像作品を隅々まで詳しく分析し、どのように作られているかを学びます。
その方法として、映像作品を絵コンテに書き直す課題を出します。
絵コンテに書くためには、何度も映像を見返しながら、細かい部分まで見る必要があります。普段何気なく見ているときには気づかなかったたくさんのことを学ぶことができるでしょう。
使用されている技術やアイデア、センスを感じ取ってください。
作品の気分を出すためにどのような間を取っているか、絵と声の関係やBGMや効果音との相乗効果に注意を向けてください。

 課題制作について

講義で絵コンテの書き方を指導します。
実際の映像作品を自分で絵コンテ化することで、映像がどのような作りになっているのか実感できるようになるでしょう。

課題内容

  • 漫画の模写課題で使用した漫画作品のアニメ番組、アニメ映画を使用します。
  • 模写したページの部分を含む1分間ほどの映像を絵コンテに書きおこしてください。

提出期限

2009年11月19日(木)の授業で提出

提出方法

  • クリアフォルダや封筒に入れるなど、バラバラにならないようにして提出すること。
  • 学生番号、名前を必ず書いておくこと。
  • 授業終了後に直接提出するか、B棟2階の森田・角田研究室前の箱に投函してください。

注意点

  • 各カットの絵、内容説明、セリフ、秒数、カットナンバーを全て記入してください。
  • 絵コンテシートの枚数に制限はありません。
  • 1カットの説明に何コマ使用しても構いません。
  • カットナンバーはカットの区切りの所に横線を入れ、カット頭に数字を書き入れてください。
  • カットナンバーは今回書く部分の1コマ目を「S1-C1」とします。S1-C2、S1-C3、S1-C4…、S1-C100と書いてください。
  • シーンが変わったら、S2(シーン2)としてください。シーン2の最初は、「S2-C1」となります。
  • 秒数は、スタート時からの時間ではなく、各カットの長さを記入してください。
  • 効果音は、音の気分が伝わるように書いてください。
  • 絵は詳細まで描き込む必要はありません。どういう状況なのかが分かればいいです。例えば、顔などは丸と十字線のようなものでも構いません。ただしその場合、どのような表情なのかなど説明を詳しく書いておいてください。
  • 今回の絵コンテは、複数のスタッフで制作することを想定してください。例えば、クラスメートに制作をお願いしなければならないと想定して、みんなに分かって貰えるように気持ちを込めて書いてください。
  • 絵コンテは漫画ではありません。設計図です。スタッフがどのように作業していけばいいか理解できるように気を配って書いてください。

もし、書き方がよくわからないなど相談したいことがあれば、気軽に研究室に来てください。
森田研究室はB棟2階です。出講日は火・木・金です。3時限目や6時限目以降なら研究室にいることが多いです。
メールを送ってくれても構いません。アドレスは morita@watersky.jp です。

絵コンテシート


動画ファイルが再生できない方へ

こちらのソフトを利用してみてください

  • VLC Media Player
    • http://www.videolan.org/
    • コーデックを必要としないマルチメディアプレーヤーです。Windows/Mac/Linux版があります。
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