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映像実習3β-第8回-2007

プロジェクト管理とレンダリング

AfterEffetsでは、それぞれ動画、静止画、音声ファイルなどを、タイムライン上にレイヤーとして並べることで合成や映像編集をしていきます。このとき、レイヤーの数が増えていくと画面上に表示しきれなくなっていくだけでなく、どこのレイヤーが画面内のどの要素なのか、把握するのがどんどん難しくなっていってしまいます。タイムラインパネルがごちゃごちゃになってしまうのです。そこで、「プリコンポーズ」という機能でいくつかのレイヤーをひとつのコンポジションとしてまとめることができます。複数のレイヤーでひとつの要素を形作っている場合は、プリコンポーズを使ってまとめておいた方が管理しやすくなります。

あと、素材に使っているファイルが、HD内の様々な場所に点在してる場合、違うマシンに制作環境を移したりするのが困難です。そういうとき、「ファイルの収集」という機能を使えば、ひとつのフォルダに使用している素材をコピーしてまとめることができます。あとは、そのフォルダとAEのプロジェクトファイルを新しい制作環境の方に持っていけばいいのです。

他、レンダリングについて、製作中の動画のある瞬間を静止画として記録する方法、Flashファイルに出力する方法などを講義します。

Adobe Afetr Effects 7.0 マスターブック P.307 - P.324

  • コンポジションをネスト化して効率よく加工する[レイヤーのプリコンポーズ] P.308
  • プロジェクトで使用している素材を1つにまとめる[ファイルの収集] P.312
  • ムービーファイルへ出力する[ムービーへの出力] P.314
  • 現在のフレームを静止画として出力して再利用する[フレームの出力] P.318
  • アニメーションをFlashに出力してWebで利用する[Flashファイルへの出力] P.320