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アニメ・ゲーム研究-2010

2010年度前期 アニメ・ゲーム研究


 開講テーマ

アニメーション作品やゲーム作品の見方を学ぶ

 授業目標

アニメーションやゲームは、少し前までサブカルチャーと呼ばれていましたが、今や「サブ」と呼ぶのがふさわしいのかどうか疑わしくなるほど、我々の生活に深く根差すものとなっています。現代日本ではアニメーションやゲームを通して様々なことを知る世代が増えてきました。それほど多くの子どもたちを魅了しているのです。皆さんの中にも、アニメーションやゲームが好きな人もいると思いますが、なぜそれらが「好き」なのか、「面白い」のか、考えたことがありますか?
この授業では、アニメーションやゲームについて様々な観点から分析を試みます。ヒトの視覚や認知のしくみ、歴史、制作方法などについて学びます。個々の作家や作品を学び、作品を批評し楽しむためのボキャブラリーを強化します。自分が感じていた面白さや好きという感情に具体性を持たせ、より高度な鑑賞眼を育んでください。

 授業計画

01. 授業概要のオリエンテーション・テーマ設定
02. 絵が動くしくみ・映像玩具
03. 日本アニメ史
04. アニメーション作品の形式分析
05. アニメーション表現の多様性・平面系
06. アニメーション表現の多様性・立体系
07. アニメーション表現の多様性・その他
08. アニメーション表現の多様性・CG
09. アニメーション作品の内容分析
10. ゲームとはなにか/形式分析の発表
11. ゲーム史
12. こどもの遊び
13. インタラクティブ・メディアと表現
14. これからのゲーム

 授業方法

講義を中心に、一部プレゼンテーションとディスカッションを含んだ内容で展開します。

 成績評価基準

出席を重視(2/3以上を前提とする)し、レポート課題2つの点数と各回に提示する提出物の有無により評価します。
出席状況50%、レポート(2つ)40%、その他提出物10%

 教科書

テキストは用意します。

 参考文献等

『アニメーション学入門』 津堅信之 平凡社新書
『CG&映像しくみ辞典完全カラー図解』 CGWORLD ワークスコーポレーション
『スタジオジブリ絵コンテ全集』 宮崎駿 徳間書店
『ゲームの教科書』 馬場保仁 / 山本貴光 ちくまプリマー新書