【第7回】アニメーション表現の多様性・その他
ノーマン・マクラレン(カナダ)
NFBを代表するアニメーション作家。様々な実験映画を手掛ける。
「色彩幻想」1949年/8分
フィルムへのダイレクトペイント、音楽とのシンクロ。
「隣人」1952年/8分
ピクシレーション。手書きの音声トラック。
「ペンポイント・パーカッション−ペン先の音楽」6分
マクラレンがフィルムに音を描く様子を編集。
アレクサンドル・アレクセイエフ(ロシア出身、フランス等で活動)
数万本の針が敷き詰められた「ピンスクリーン」という特殊な描画装置を開発し、それまでなかった独特なアニメーション映像を創りだすことに成功した。
「禿山の一夜」1933年/8分
ピンスクリーンを用いたアニメーション。
ドキュメンタリー「ピンスクリーン」1973年/39分
レイ・ハリーハウゼン
特撮映画のためのコマ撮りアニメーション。その特撮技術は当時「ダイナメーション」と命名されていた。
「シンドバッド七回目の冒険」1958年
プロダクションI.G
アニメプロダクション。押井守監督の劇場作品を手掛けるなど、高クオリティ作品を排出することで定評のある会社。
「ミニパト」2001年/32分
3DCGを用いたパタパタアニメ。機動警察パトレイバーの番外編として製作。
GROOVISIONS
京都発祥のデザイン集団。現在は東京が拠点。グラフィックデザイン、映像、プロダクトなど多彩な分野で活躍している。
「HALFBY / MUSIC VIDEO」2005年/4分
カメラワークについて
残り時間で、映像におけるカメラワークや演出技法についてお話します。