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映像デザイン実習G_2011_02の変更点

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!!!2011年度前期 映像デザイン実習G 第2回
!!作品計画
前回の授業で課題として出したアイデアをアニメーションにするための個別相談を行います。

!!YouTubeチュートリアル動画
以下のリンク先は、YouTubeにある3ds Maxチュートリアル専用チャンネルです。
英語で解説されてるので、話の内容がわからないという人もいるかと思いますが、絵を見てるだけでも概要はわかるので、まず、上級者が実際に操作してる様子をみて、ソフトウェアの効果をまず知り、ヘルプなどを見ながら自分でもやってみてください。
*3ds Max Learning Channel
**http://www.youtube.com/3dsmaxhowtos
*IwKyA
**http://www.youtube.com/user/iwkya1

!!キャラクターアニメーション
3ds Maxでとにかくマスターしておきたいテクニックは、ボーンの構築(RIG)とコンストレイント(Constraint)について、そして、フェイシャルアニメーション(表情)についてです。

3ds Max 2011には、標準で2つのキャラクター専用RIGが入っています。
CharacterStudio(通称キャラスタ)とCATです。

フェイシャルアニメーションは主に、モーファーモディファイヤを使ったものと、ボーンを顔に入れてボーンで制御する2通りがあると思います。また、フェイシャルアニメーション専用のシステムなども市販されています。

!CharacterStudio
CharacterStudioは、Bipedという人型RIGとPhysiqueというスキンモディファイヤの2つがセットになっています。
Bipedは、画面上に即座に人型のボーンを作成でき、そしてモーションキャプチャなどのモーションデータ(〜〜.BIPなど)を入力するとすぐにアニメーションさせることができます。

人を動かすのに適したIKが初めから組み込まれていますので、すぐにオリジナルのアニメーションを付けることができます。また、重心が設定されていて、キャラクターは自動的に重心バランスを取るようにすることもできます。

特徴的な機能として、足跡アニメーションというものがあります。
足跡をペタペタと地面にセットし、計算させると歩きや走りのアニメーションを自動的に作成させることもできます。

Physiqueは、Bipedなどのボーンオブジェクトで、キャラクターのポリゴンオブジェクトを動かすためのスキンモディファイヤです。標準のスキンモディファイヤと比べて、高機能に作られており、細かいところまで動作を調整することができるようになっています。

!CAT
CATもBipedと同様、キャラクターを動かすためのボーンのセット(RIG)です。CATは、Bipedよりもより自由に様々な形のキャラクターに順応させることができます。人型はもちろんのこと、4足動物から蜘蛛、ムカデなどのような多足型キャラクターにも対応します。

自動での歩行や走行アニメーション機能も持っていて、Bipedよりもさらに高機能なキャラクターシステムとなっています。

CATはMaxの標準機能になりましたので、これから使い方をマスターするなら、CATの方が便利かもしれません。

!コンストレイント
コンストレイントは「拘束」という意味です。オブジェクトの動きを何かにバインドさせて制御します。

例えば、パスコンストレイントを使えば、パスを描き、そのパスに沿ってオブジェクトを動かすことができます。列車やジェットコースターのように動く軌道が決まっているオブジェクトでは必須機能となります。

リンクコンストレイントを使えば、AオブジェクトからBオブジェクトにリンクを引き渡したりできます。これを上手く使うことで、ボールを投げるアニメーションなどが可能になります。

また、バットを両手で持ったり、自動ドアのようにドアに近づくと自動的にドアが開くというような動きもコンストレイントで作れます。複雑にいろいろな部分が動くアニメーションを全て手動で動かそうとすると、かなり難しいものも、コンストレイントを使うことで適切に処理することができます。