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自分が抱えている問題から考えるの変更点

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!!!自分が考えていることは他人も考えている
自分が面白いとか腹が立つとか見たいと思ってるというようなことは、他にもそう考えてる人がいる可能性は高いと思います。あまりにも個人的な話題を他人と共有するのは難しいですが、少し一般化することで共有できる話題にすることができるかもしれません。ブログ(日記)サイトの数がものすごく多くなっているのは、このことと関係性の深い話でしょう。

!!悩みをテーマにしてみる
特に「悩み」は物語を作る上で非常に有用です。全く同じシチュエーションでの悩みはないでしょうが、似たような悩みを持っている人はかなり多いと思います。もし、自分はそんな悩みはないという場合も、登場人物に感情移入することで共有できます。悩みは主人公たちの行動動機として機能する力を持っています。主人公が悩み、それを克服しようと挑戦する姿を書くのもいいでしょうし、悩みから逃れるために何かを始めるのでもいいでしょう。物語を駆動させるトリガーとして、悩みは使えます。
特に「悩み」は物語を作る上で非常に有用です。全く同じシチュエーションでの悩みはないでしょうが、似たような悩みを持っている人はかなり多いと思います。

実際に作者の悩みであるというのは作品に真実味を与える力があります。物語はフィクションだけれども、そのテーマは本物だというのが伝われば、見ている人に強く訴えかけるものが作れる可能性は高くなります。
悩みは主人公たちの行動動機として機能する力を持っています。主人公が悩み、それを克服しようと挑戦する姿を書くのもいいでしょうし、悩みから逃れるために何かを始めるのでもいいでしょう。物語を駆動させるトリガーとして、悩みは使えます。

作者の抱えている悩みが作品内のテーマとして使われていたり、登場人物の悩みとして使われているとき、作品に真実味を与える力があります。物語はフィクションだけれども、そのテーマは本物だというのが伝われば、見ている人に強く訴えかけるものが作れる可能性が高くなるかもしれません。

人は、他人の成功している話を聞いてもたいして面白くありません。下手すると自慢話になってしまいます。あえて徹底的に自慢話をするというのも面白いですが、他人がうまくいっている話は嫉妬心をあおるだけで自分には面白くない話なのです。逆に悩みや失敗談は基本的に視聴者に受け入れられやすいです。ただ気をつけたいのは内容が悲観的になりすぎることです。悩みを語ろうとすると、感傷的になりすぎる人が多く、作品がやたらと悲観的になるケースが見受けられます。自分の悩みを客観視するのは難しいかもしれませんが、作家的な視線で見ることも忘れないようにしてください。

!!怒りをテーマにしてみる
腹が立つことをテーマにしてみるのも面白いです。社会のここが気に入らない、もっとこうすべきなんじゃないか? というメッセージは、作品のテーマとして本道をいくものだと思います。もっと、個人的な問題で、あいつのここがムカつく、というようなものも使えるネタです。同じような怒りを感じている人はたくさんいるでしょう。一般化することで、シリアスものにもコメディにもできます。ただ、個人名を出して作品にするのは、問題があります。作る方は軽い気持ちで名前を出したとしても、結果としてとんでもないことになりかねません。

!!喜怒哀楽
他にも嬉しかったこと、悲しかったこと、楽しかったことを作品のネタにしていくのはいい方法です。実際に自分が経験した喜怒哀楽を作品に生かすことでリアルなストーリーにすることができるのではないでしょうか。

!!応用例 他人の悩みも自分の悩み
自分が抱えている問題は、実際に自分の身に起こったことなので、真実味を加えられますが、他の人の作品のキャラクターの悩みや怒りを使うという手法も考えられるでしょう。ストーリー上のキャラクターに感情移入したときの、キャラクターの悩みは自分の悩みだからです。キャラクターを深く推察していくことでまるで自分の悩みであるかのように扱えないでしょうか。そういう可能性も提案しておきたいと思います。