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CG・アニメーション演習4-第8回-2009の変更点

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!!!サブプロットについて
小説、映画、ゲーム、アニメーションなどのストーリーでは、主人公が何かの目標に向かって行動したり思考したりします。主人公は自分の前に立ちはだかる困難や障害を跳ね除けるべく悪戦苦闘しますが、その状況をどのくらいの分量、どのような順番で描くべきなのかを決定することは、退屈せずに鑑賞してもらうためには重要な事柄になります。そのようなストーリーの骨格を形作るものが構成と呼ばれるもので、代表的な構成の形として、三幕構成や起承転結などがあります。

しかし、有名な物語は、単純に三幕構成や起承転結だけでは、語りきれないものがほとんどです。それはなぜか?
それは、複数の構成が交じり合っているからです。主軸となるお話とそれとは別のお話がうまく融合して語られることで豊かな広がりをもつ物語として構成されているのです。例えば、戦いの物語と恋愛の物語がうまく融合することで、さまざまな側面を描くことができ、主人公の行動と心情、動機が単純な線ではなく面となって表現されるわけです。戦いの部分だけを抜粋して語ることもできるでしょうが、その戦いの裏でどのような心情の変化が起こっているのかを知ってもらうことでより感情移入がしやすくなるというわけです。

「複数のストーリーが同時進行する」のページをご覧ください。

!!!ポートフォリオ・チェック
前回の授業において、見開き2ページ分のポートフォリオの見本を作るという課題をだしました。
受講者でお互いの作例を持ち寄り、いい点よくない点を共有して、完成度を高めます。
受講者でお互いの作例を持ち寄り、よい点よくない点を共有して、完成度を高めます。