!!!メディアデザイン実習1-d,4-c 第2回 基本操作を覚える !!音声の収録について !ICレコーダー「R-09HR」講習 3ds Maxの授業の前に、録音機材であるICレコーダーの使い方の講習をやります。 ICレコーダー「R-09HR」は、現在メディアセンターに4台あります。 ライセンスは「映像サウンド機材C」です。 この説明を受けることで、皆さんはICレコーダーをメディアセンターから借りることができるようになります。 ICレコーダーは非常に便利な機材で、録音すると直接音声データ(WAVファイル、MP3ファイル)として記録され、USBでPCと接続するだけですぐに音声を編集に使えるようになります。 !波形編集ソフト 合わせて、波形編集ソフトについても紹介します。 *Adobe Soundbooth *SoundEngine Free http://soundengine.jp/ *Audacity http://audacity.sourceforge.net/ 波形編集ソフトというのは、音の編集をするソフトウェアです。 ノイズを取り除いたり、音量や音圧を調整したり、リバーブなどのエフェクトを加えたり、要らない部分を削除したり、他の音を付け加たり…と様々な処理が可能になります。 ICレコーダーで作った音声ファイルは、調整が必要です。特に音量。 音の大きさがバラバラだと聞きにくくなり、作品が台なしになってしまいます。 後は、いらない部分の削除です。収録時には編集に使用する部分の前後には必要ない音が入っていたりします。そこを削除します。 !!3ds Maxについて簡単に紹介 DOS用ソフトウェアだった「3D Studio」というCGソフトから始まり、Windows NTで「3D Studio MAX」になり、現在は「3ds Max」と変わってきています。僕は、Windows NT3.5の「3D Studio MAX」の頃から使ってきていますが、基本的な操作の考え方は変わっていません。 3ds Maxは、映画・テレビCM・ゲームなど、各種映像制作業務に広く使われています。 http://www.autodesk.co.jp/ ユーザー事例などを見てみましょう。 !!他のCGソフトウェアについて 他にメジャーなソフトウェアとしては、 *Maya *Softimage XSI *LightWave 3D *Houdini などがあります。それぞれ、特徴があり、業界によってシェアが違っていますし、向き不向きがあります。 お手頃な価格帯のソフトウェアとしては、Cinema4DというソフトやShadeなどが有名です。個人ベースで作業するのには、悪くないのですが、本格的に使うのであれば、あまりお勧めしません。 あと、作業分野毎に特化したソフトというものもあります。 例えば、メタセコイヤというソフトウェアがモデリング専用ソフトとして有名です。 http://www.metaseq.net/ フリー版とシェアウェア版があります。 シェアウェア版は5000円です。一度送金すればずっと使える上、バージョンアップもずっと継続されてるので、作者に協力するという意味でも、ぜひシェアウェア版を使用してほしいです。 このメタセコイヤの良いところは、とにかく軽快に使えるということです。 ポリゴンモデリングに特化してあり、余計な機能が入ってないので動作が軽く、パソコンが低スペックでも使えるという利点があります。メタセコイヤならネットブックでもモデリングができると思います。(ただし、ローポリモデルのみ) その他のソフトについて、フリーソフト集でも紹介してるのでよければそちらを御覧ください。 !!3ds Maxの家庭での使用について !Autodesk Education Community 3ds MaxなどのAutodesk社のCGソフトウェア群が学生の間だけ無料で自宅のマシンにインストールして使用できます。 上に紹介したMayaやSoftimage、モデリングソフトの[modo|http://www.luxology.jp/modo/tour/501/]、モーション編集ソフト[MotionBuilder|http://goo.gl/BI6jh]など、購入するとかなり高額になるものを30種類も使えます。 こちらに成安学生向けにまとめてあります。 Autodesk Education Communityについて !Macを使用している方へ この授業で使っている3ds MaxはMac版がありません。しかし、Windowsとデュアルブート環境を作り、そこに入れることが可能です。 こちらにBootcampを使ってWindows7をインストールすることについて書かれています。 http://www.apple.com/jp/support/bootcamp/ !!3ds Max Beginners 「基本操作を覚える」 教科書に指定した「3ds Max Beginners」の「基本操作を覚える」の項をやっていきます。 この項に書かれたことを実行することで、初歩的な操作について体験することができます。 前回の授業でやったことの復習にもなりますので、確実にマスターしてください。 +「ユーザ パス」の指定 +たて・よこ・たかさ。いよいよ3Dの世界へ +ボックスからのモデリング +簡単なアニメーション !!今週の課題 「編集可能ポリゴン」を使って、「ボックス」から「電球」をつくりなさい。 ヒント: 「押し出し」を使う。 「メッシュスムース」を使う。 ガラス部分と金属部分を分けて作る。 ガラス部分の中身、フィラメントなどのパーツ、金属部のネジ部分などの処理は自主的な判断にお任せします。