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キーワードから考えるの変更点

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!!!キーワードから考えをふくらませていく
作品のテーマとして1〜2個の言葉を掲げて、そこからふくらませたり、収束させたり、切り口を提案したりして、ストーリーを作るというやり方もあります。

「最強」「最弱」「戦い」「生」「死」
「金」「愛」「遠距離恋愛」「告白」「旅」
「美」「醜」「結婚」「葬式」「成功」
「失敗」「戦争」「友情」「復讐」「受験」
「試練」「運命」「記憶」「喪失」「自由」
「環境破壊」「宇宙開発」「リセット」
最強、最弱、戦い、生、死
金、愛、遠距離恋愛、告白、旅
美、醜、結婚、葬式、成功
失敗、戦争、友情、復讐、受験
試練、運命、記憶、喪失、自由
環境破壊、宇宙開発、リセット

と、書き出すとキリがないですが、ワクワクしたり、ドキドキするような言葉、意味の広がりを感じる言葉、様々な解釈ができそうな言葉、ニュース性のある言葉、ドラマを感じる言葉を使います。どうやっても話を展開できそうにない言葉や即物的な固有名詞はあまり向いていません。

これらのキーワードをテーマとして、'''作品の方向性'''を作っていくわけです。何かにつけその'''キーワードと結び付けて'''いったり、'''連想していき'''ます。

「失敗」をテーマにしていくならば、様々な失敗する人々を取り上げたり、何が失敗で何が失敗ではないのかを問うてみたり、失敗の連続から生まれるものを提案してみたり、失敗からイメージされる事柄をいろいろと集めてみたりしてふくらませていきます。失敗させるなら、最初は成功してるやつを主人公にした方が面白そうだなとか、失敗の基準を何にしたらいいだろうか、金か恋愛か仕事か人生か……。

また「失敗」という言葉を切り口にいろいろな場面を見せていったりします。同じ物語でも、切り口が違えばまったく違う作品になります。ルパン三世における「失敗」と「復讐」では、中身が全然違うものになるのがわかるでしょうか。